Strawberry On The Shortcake*

　　　　――― 不幸って何？



　　原作：山田宗樹 ［幻冬舎］
　　監督：中島哲也
　　製作：ブライアン・グレイザー、ジョン・キャリー
　　出演：中谷美紀 、瑛太 、伊勢谷友介 、市川実日子、黒沢あすか、ゴリ、武田真治、荒川良々、
　　　　　　 劇団ひとり、マギー、谷原章介、竹山隆範、甲本雅裕、片平なぎさ、角野卓造、キムラ緑子、
　　　　　　 濱田マリ、本田博太郎、渡辺哲、あき竹城、木野花、鴨田久作、榊英雄、鳴海剛、
　　　　　　 羽田昌義、山下容莉枝、山田花子、江本純子、浅野麻衣子、星ようこ、土屋アンナ、
　　　　　　 田村泰二郎、山本浩司、佐藤佐吉、木下ほうか、大久保佳代子、阿井莉沙、蒼井そら、
　　　　　　 江口のりこ、田中要次、BONNIE PINK、谷中敦、AI、木村カエラ、柴咲コウ、宮藤官九郎、
　　　　　　 香川照之、柄本明　　and more...　　豪華キャスト満載だったんでほぼ書いちゃいました・・

～ 感想 ～
　・・っとまぁ、パンフレットのほとんどを丸写ししたら長くなっちゃったヮヶで・・　なのであえて先に感想の方を・・。
　※あらすじゎ感想の㊦にあります

　始めにも書いておりますが・・あたし的にゎ好きな作品ですねぇ、これ☆　愉快な作品ゎ好き
　でも、ただただ愉快なだけでゎなく、しんみりドコロゎちゃんとしんみりにさせてくれるし、笑える所ゎ笑えます
　あたしの①番のツボゎ谷原章介サン演じる佐伯俊二。暗闇からの登場シーンゎかなりゥヶました ヾ（≧∀≦）ﾉｼ　
　彼のキーワードゎ正に『』でしょうな（￣▽￣）b
　
　展開速いけど、速いって思うこともなく、ちゃんとついていけたし♪　なんしかラストの虚しさがあたしゎ好きだった・・。
　なんていうか・・彼女らしい最期だったのかなぁ～・・って。○　（（最期にらしいも何もありませんし、結局ゎフィクションなんですけどね

　作品ゎミュージカル仕立て。なので先に書いたコトの繰り返しのようですが、ムーランルージュという映画な感じ・・かな。○
　あたい、その作品も好きです♪＜ムーランルージュ

　なんか観てからかなりの時間が経過してるから観想という感想がかけない・・　とにかくオススメ☆
　DVDでたらもう一度観たいって思っております
　でゎ、以㊦ゎ映画の内容です。気になる方ゎ是非

～ About this Story ・・・ ～
　　昭和22年福岡県大野島生まれの中谷美紀演じる川尻松子ゎ、厳格な父［柄本明］の理想の娘になるべく努力する松子だったが、
　病弱な妹・久美［市川実日子］ばかり気遣う父の姿に、いつもひとりぼっちの寂しさを感じていた。
　　そんな松子にとっての一番の思い出は、子供の頃に父と二人で出かけたデパートでの夢のようなひととき・・・。
　初めて食べたパンケーキのおいしさ、屋上ステージでの美しいお姫様のショー、有頂天の松子のおどけた顔がもたらした、
　父の久しぶりの笑い。　以来、父を笑わせようと頑張るうちに、松子は追い込まれた瞬間におどけた顔をしてしまう体質（??）に・・。
　　ある日、修学旅行先の宿で盗難騒ぎが持ち㊤がった
　犯人と目された龍洋一に担任らしく問いただす松子だったが、その場しのぎの一言から状況は空回りし始める・・・
　そんな㊥、同僚の佐伯俊二［谷原章介］にデェトを申し込まれ、バラ色の未来に胸をときめかせたのもつかの間・・
　窮地に追い込まれた松子ゎ学校を辞職すると同時に家を飛び出した
　「いったい何が悪かったの・・??」　引き止めようとする妹が憎かった。『あんたなんか!!』

　　家を飛び出した松子ゎ、博多で作家志望の青年、八女川徹也［宮藤官九郎］と同棲していた
　思うように小説が書けず、酒を飲み、毎日暴力を振るう八女川だったが彼の才能を信じ、松子ゎひたすら彼に尽くすのだった。○
　ある日生活費に困った松子ゎ弟［香川照之］を呼び出す。再会した弟の紀夫から聞かされたのゎ最愛の父の死。
　しかもその晩、｢生まれてすいません。｣の一言を残し八女川までもが松子の目の前で自殺・・。 松子ゎまた、ひとりぼっちになってしまった・・。

　　絶望の淵にいたはずの松子だったが、気がつくと朗らかに歌を歌っていた。
　彼女の心にゎ今、八女川のライバルだった岡野健夫［劇団ひとり］がいた。
　妻のいる岡野に会えるのゎ水曜日だけ。それでも松子ゎ幸せだった（u_u〟）
　こんな毎日が続けばいいと欲の出た彼女ゎ妻の顔が見たくなり、岡野の自宅を訪ねてしまう。 「勝てる!! この女になら」　
　だが、そのせいで二人の関係が妻にバレ、おまけに岡野ゎ松子とゎ八女川への劣等感を拭うため関係したと告白
　そして松子の人生から去っていく・・・。

　　岡野に捨てられ、松子ゎ愛を信じられなくなった。それでも耳に残る岡野の一言が運命に作用する。「君の身体ゎ・・・・・よかったから」
　以前面接に行った中州のソープ｢白夜｣を訪ね、さっさと服を脱ぐ松子。その勢いと生真面目さを買われ即日採用された。
　日夜スクワットを欠かさず、懸命にテクニックを磨いて一気に店のトップに躍り出る。だが、華やかな時代ゎ泡のように儚かった。
　「白夜」をクビになった松子ゎ実家へ向かう。仏前に手を合わせた松子が見つけたのゎ父の日記。
　そこにゎ松子が家をでた日から毎日必ず最後に記された「松子からの連絡なし」の一行が。その父とゎもう二度と会えない・・・。

　　中洲に戻った松子に、滋賀県のソープ街、雄琴でひと山当てようと声をかけてきたのゎ小野寺保［武田真治］という男。
　半年後、自分が稼いだお金を小野寺が他の女に使い込んだことを知った松子ゎ、思わず手にした包丁で小野寺を刺していた。
　「今度こそ人生が終わった・・・・・」と、マンションから飛び降り自殺を図ろうとするが、
　気がつけば、その手はしっかりベランダの手すりを握っていた。

　　松子は東京へ行き、八女川が自分を生まれ変わりと信じた太宰治の自殺場所、玉川上水で死のうとする・・・
　・・・だがいまや川の水かさゎ膝程度。　途方に暮れる松子に声をかけたのが、理容師の島津賢治（荒川良々）だった。
　島津の優しさに惹かれ、その夜から島津の家に住み着くが、しかし警察の手はすぐそこに迫っていた。
　　刑務所に収監された松子の目の前にあるのは、何があろうと感情を動かさず、
　規則に縛られながら淡々と生きる毎日。そんな松子に同じ刑務所仲間、東めぐみが問いかける。
　「あんた好きな男ゎいないの??」すぐさま「そんな男いません」と返す松子。
　だがある晩、一人の男の姿が心に浮かぶ。それは理容師の島津!!
　　今度こそ愛に生きたいと願う松子ゎ、島津と一緒に働く夢を抱き、所内の美教師訓練を希望、勉強に打ち込んで免許を取得。
　出所の日、松子ゎ希望に燃えて刑務所を後にした。しかしたどり着いた島津の理容室で松子が見たのは、
　倖せそうな島津と若い女性、それに島津によく似た子供の姿。
　　松子の小さな「ただいま」の声ゎ桜の花びらとともに春風に消えた・・・・・。
　その後、銀座の美容院で働く松子の前にムショ仲間のめぐみが現れる。
　結婚し、沢村姓になっためぐみゎAV業界を生き抜こうと必死に闘っていた。そんなめぐみにとって松子ゎ何でも話せる友達。
　ただ、めぐみには共に生きる夫がいて、松子ゎ・・・・・ひとりだった。

　　ある雨の晩、松子ゎ教師クビ事件の原因となった昔の教え子、今ゎヤクザ者の龍洋一と再会。
　龍ゎ告白する。中学時代から先生を想っていたと ―― 。
　「もう、ひとりきりゎいや!!」　その日以来、松子ゎ龍なしの人生など考えられなくなる。松子ゎ極道の女になった。
　言われるがままに知らない男とベッドをともにし、言われるがままに知らないものを知らない場所へと運ぶ・・・
　なんだってする、龍との明るい未来だけを夢見て!!
　　ある日、組の金を使い込んだのがバレ、組の上層部から狙われる龍と松子。結局警察に助けを求め、龍ゎ服役。
　松子ゎ龍の帰りを待ち続ける。だが龍にとって松子の愛ゎ眩しすぎた。
　これ以上松子を不幸にしないため二度と彼女にゎ会うまいと心に決める龍。そして出所の日。
　愛される事になれることができない龍にゎ、松子との再会ゎ恐怖だった・・・喜びに輝く松子を、殴り倒して逃げるしかないほどに。

　　大野島に帰郷して、筑後川の河原に佇む松子。松子の弟、紀夫ゎ頑なに松子を拒絶、素っ気なく久美（妹）の死を告げ、
　もう二度とくるなと松子を突き放す。　妹の死に涙が後から後から流れ続ける・・・・・。
　　東京に戻った松子ゎ足立区日ノ出町のひかり荘に移り住む。もう、誰も愛さない。働かず、食べて寝て暮らす毎日。○
　部屋ゎ荒れ放題。溜め込んだゴミの匂いに隣人たちから苦情が出ても知らん顔
　そんなある日、なにげなくTVを見ていた松子の目が、一人の男に釘付けになった。それゎ・・・光GENJIの内海光司クン
　その瞬間から明けても暮れても彼を想う毎日
　物凄い長さのファンレターを懸命に書いて郵送したものの、待てど暮らせど返事ゎ来なかった・・・。

　　季節が過ぎ、荒んだ生活を続ける松子の精神ゎボロボロになり、幻聴ゃ幻覚が始まる
　ある日、薬をもらいに行った病院で偶然めぐみと再会。
　松子を気遣うめぐみゎ自分の名刺を握らせ、美容師の仕事をする気があるなら連絡をくれという
　が、松子ゎ逃げるようにその場を去り、立ち寄った公園に名刺を捨ててしまう
　　その夜 ―― 、ゴミでいっぱいの部屋に寝転がった松子の目の前に、死んだはずの妹の久美の顔が浮かび㊤がった。○
　いつの間にか松子の手にゎハサミとクシ。夢㊥で久美の髪をカットすれば、ビックリするほどので出来映え
　「やれる、やれるゎ」 わき㊤がる気力を胸に松子ゎ川沿いの公園へ急いだ。捨ててしまった名刺を見つけ、めぐみと連絡をとるために。

　　名刺を探し出した松子の目に入ったのゎ、深夜に遊ぶ㊥学生たち。
　思わず教師時代を思い出し注意してしまう松子だったが、その見返りゎあまりに残酷なものだった ――― 。






　　　　「 松子は俺の神様でした 」